歴史で分かる会計の全体像

歴史で分かる会計の全体像




会計の世界史

(1) イタリアで始まりオランダで花開いた財務会計は、会社所有者の自分のための会計で、過去の記録をするためのものだった(帳簿を作る時代)。

 

(2) イギリスとアメリカで発展した財務会計は、あくまでも過去の記録ではあるが、他人のため、つまり株主や債権者のためのでもあるようになった(決算書を読む時代)。

 

(3) それがアメリカで「管理会計」という概念が現れて、会計が再び自分のため(経営分析や経営計画のための)のものとして蘇った(経営計画のための攻めの会計の時代)。

 

(4) そして現代は、時価評価とキャッシュフローによる企業価値の算出が会計の大きな役割になっている(MAなどの投資家のための会計)。





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