漱石論集成 柄谷行人 著

漱石論集成 柄谷行人 著

従前の漱石論とは異なる視点
 ・ 漱石作品を「明暗」を頂点とする発展過程として読むべきでない
 ・ 初期と後期を区分しない〜漱石の文学観は変わらない
 ・ 則天去私の境地は単なる神話にすぎない
 ・ 漱石が三角関係を経験したか否かは関係ない〜漱石は あらゆる愛は三角関係にあると考えているだけ
 ・ 漱石は 近代小説に適応しなかった〜漱石は 小説より文(写生文)を書き続けた

漱石は何を見て、何を考えていたか
 ・ 心理や意識を超えた現実
 ・ 私はどこから来て、どこへ行くのか〜自己を他者としてでなく、自己の内側からみようとする
 ・ 自己存在の無根拠性


(概要)




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日本近代文学の起源 柄谷行人 著


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通説の転倒